診療日誌

3月18日(木)

両手を挙げて寝ていたのが何の因果なのか、トム君がいきなり入院となりました。

16日に激しい嘔吐を繰り返し、病院に連れて行ってレントゲンの結果、腸閉塞状態。

緊急手術と言う話になり、「ちょっと待ってくれ、結果として手術となっても構わないから、通過障害の程度を見るために造影してくれ。」と獣医さんにお願いして、取り敢えず造影検査をすることになりました。

単純レントゲン写真では絶望的なまでに閉塞していた腸管が、造影剤が流れて完全閉塞ではないことを確認!

器質的に何か(例えば飲み込んだ異物)があって通過障害を起こしている場合は、手術した方が良いのですが、機能的な通過障害(腸管マヒなど)ならば手術しても治りません。

取り敢えず、これを書いている時点では入院して様子を診てもらっているのですが、徐々に腸管の通過も回復しているようです。

医療はサービス業と言いますが、動物病院も変わりました。

見積もり明細の細かいこと。ここまで細かく明細を出して貰えると、何故か納得してしまいます。もちろん最後に総額を見て目の玉が飛び出ることには変わりないのですが。

でも、動物の手術って高いんですね。ボクの足の骨折の手術(整形外科医4名、麻酔医1名、看護婦1名で7時間の大手術)の値段(保険前の実費)と大して変わらないやん!!

Takao Hosono, Tokyo

東京診療所 細野孝郎 院長
筆者 細野孝郎 院長
医療法人 聖光園 細野診療所 東京診療所 責任者

昭和63年北里大学医学部卒 日本東洋医学会認定医・日本臨床抗老化医学会名誉認定医

川崎市立井田病院、藤枝市立志太病院、北里大学病院などを経て現在に至る。
北里大学病院では、膠原病・リウマチ・アレルギー外来を経て、漢方外来設立に尽力、担当。
1992年より当院でも診療を開始。
得意分野:内科系疾患全般、月経困難症や不妊などの婦人科疾患、皮膚疾患。また、体質改善や健康維持など、加齢にともなうエイジングケアの漢方にも力を入れている。
趣味:猫、ランニング、フルマラソン(東京マラソン4回、2013年シカゴ)、自転車など。

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