診療日誌

10月15日(土)

先日、89歳の男性の方が初診でおみえになりました。

まず何に驚いたかと言うと、この方はご自分でインターネットで「冷え×治療」で検索されてお見えになったことです。さらに電車で1時間程の所にお住まいなのですが、「やることがないので、毎週来ます」とおっしゃっるのです。

もちろんこの様な方ですので、立ち振る舞いも矍鑠(かくしゃく)とされており、私の「90歳男性」に対する固定観念をひっくり返すに充分な衝撃でした。

当院のこの方と同い年〜さらに30歳も40歳も若い医師達にインターネット活用方法などを講義して頂きたいくらいです。

こういう方を拝見すると、2008年に発表されたスタンフォード大学のある研究を思い出します。

1984年から、ランナー、非ランナーの961人を対象に19年後の死亡率を調査したところ、ランナー19%、非ランナーは34%とランニングが著しく延命に繋がることが実証されたと言う内容です。

もちろん病気をしないからランニングできるのではないかとの反論はあるのでしょうが、他の調査では血液データでは10歳ほど若い値を示し、また血液粘度(サラサラ度)の検査でもランナーは一般健常者よりよいそうです。

昔から健康維持には適度な運動が必要と言いますが、データでも裏付けがあるのですね。

食事の時に走って来る以外には全く運動しないトムのことが心配になってきました・・・・・。

Takao Hosono, Tokyo

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