診療日誌

11月28日(月)

冬の到来を告げるゆりかもめが大阪診療所の側を流れる土佐堀川に飛来してきました。まだ数羽がみられるだけですが、そのうち大群となって川の上を飛び交い目を楽しませてくれます。

遠くからみているとなかなか可愛い鳥ですが、うっかり窓を開けると餌をくれると思うのか傍まで飛んで来てギャァギャァ大声で鳴き、数が多いときは怖ろしく感じるほどです。気性も荒いのか激しく餌を取り合って争っています。

私が大阪で診療を始める頃には既に餌も食べたのか難波橋の橋の街灯の上で羽を休めています。夕方3時半になると決まって一羽が空高く舞いだし、それに連られてあちこちに散っていたゆりかもめが集合し、しばらく群れて飛んだ後一斉にねぐらに向けて飛んでゆきます。

数年前から一羽の特に大きなゆりかもめに注目しています。何歳になるのか知りませんが、群れのボス的な存在だと思っています。餌の取り合いをするでもなく悠々と飛んで来ては、いつも一段と高いところにある阪神高速道路の街灯の上で他のゆりかもめを見守っています。

今はまだ先遣隊の数羽しか来ていませんが、間もなくボスも飛んで来るであろうと心待ちにして眼下の土佐堀川を眺めています。以前からボスに名前をつけようと考えていますが、なかなか気に入った名前が浮かんできません。誰か気の利いた名前を考えてくれませんか?

中田敬吾

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