診療日誌

8月11日(土)

毎年書いていますが、食べ物にも四季がある様に、漢方にも季節があります。夏に熱い物を過度に食べると体に熱がこもってしんどくなったり、熱が頭に上って頭痛になったりすることがあります。これと同じことが漢方にもあります。冬の温める処方をそのまま続けていると、体内に熱がこもって思わぬ事に・・・・

ある患者さんより、以前は調子良かったのに、最近クスリを飲むと、体がだるくてだるくて・・・、と言われました。

カルテを確認すると、1ヶ月半程前の涼しい時に出した処方(冬から同じ処方)でしたので、体を温める生薬がたくさん含まれていました。これではまるで、冷房のない部屋で1日3回鍋焼きうどんを食べている状態です!

と言うことで夏向けに温める生薬をかなり減らしてみました。完全になくすとまた体の中の冷えが起こってきますので、サジ加減が大切です。

写真はソウルの徳寿宮あたりで撮りました。縦横比をいじっていません。実際に見ると目の錯覚で体がふわふわと軽くめまいになりました。今、見直してもやはり頭がクラクラとしてきます。

Takao Hosono, Tokyo

おすすめコンテンツ