診療日誌

6月29日(土)

6月15、16日の両日大阪池田市総合スポーツセンターで国立七大学柔道大会が開催されました。

北海道大学、東北大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学の旧七帝国大学の柔道大会で、七帝戦ともいわれています。

第二次大戦前に開催されていた高専柔道大会の流れを汲む柔道大会で、一本勝ちによる15人の抜き試合で寝技を十分活用するために「引き込み」を認めています。勝負の殆どが寝技によって決まるので、講道館ルールの試合とは全く異なった格闘技の要素を強く残した柔道大会です。

講道館柔道は国際化するために無理をしてルールを変更してきています。現在の講道館ルールは、殆ど国際ルールと一緒ですが、ごく僅差による優勢勝ちを認めており、完全にスポーツ化した柔道です。大きな選手が有利で体重別による試合を導入しています。

国立七大学柔道大会は体重による区別はしません。100kgを超す大型選手と60kgの小型選手の対戦も、普通にあります。軽量の選手が大型選手と戦う場合立ち技で対戦すれば大型選手の方が明らかに有利ですが、寝技になりますと体重に関係なく、如何に練習を積んでいるかが勝敗のポイントとなります。

講道館柔道も七大学柔道のように寝技をもっと活用するようにすれば大型の外国人選手にも負けることはなくなると思います。

今年の七大学柔道大会は選手層が充実している東北大学が優勝しました。京大は過去最多の優勝回数を誇っていますが、残念ながら部員数の激減のため、ここ数年下位を低迷しています。OBとして京大の復活を心から祈っています。

中田敬吾

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