診療日誌

6月6日(金)

6月の最初の日曜日は、晴天に恵まれ気温も朝から30度近くとなり暑い暑い一日でした。その日は皇居で行われたランイベントにボランティアに医療スタッフとして参加しました。倒れている人がいないかを確認するため、イベントの最後に皇居を1週しました。皇居の周回は日陰が殆どないため、体感する暑さもかなりのものでした。

さて、桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)という処方があります。浮腫体質の人の関節痛や神経痛に用いる処方です。通年性のアレルギー性鼻炎でおかかりの方が、手指の痺れ感を訴えられたのでこの処方を使ってみました。すると手指の痺れもそうですが、アレルギーの鼻水症状が改善されました。こういう例は初めてですが、鼻水症状は体内水分バランスの異常が原因の一つと漢方では考えますので、同処方の利水作用が効果を呈したのかも知れません。この処方を服用すると鼻症状が良いそうなのでしばらくは続けてみたいと思います。

Takao Hosono, Tokyo

東京診療所 細野孝郎 院長
筆者 細野孝郎 院長
医療法人 聖光園 細野診療所 東京診療所 責任者

昭和63年北里大学医学部卒 日本東洋医学会認定医・日本臨床抗老化医学会名誉認定医

川崎市立井田病院、藤枝市立志太病院、北里大学病院などを経て現在に至る。
北里大学病院では、膠原病・リウマチ・アレルギー外来を経て、漢方外来設立に尽力、担当。
1992年より当院でも診療を開始。
得意分野:内科系疾患全般、月経困難症や不妊などの婦人科疾患、皮膚疾患。また、体質改善や健康維持など、加齢にともなうエイジングケアの漢方にも力を入れている。
趣味:猫、ランニング、フルマラソン(東京マラソン4回、2013年シカゴ)、自転車など。

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