診療日誌

1月17日(土)

気がつけば1月も半ばになりました。最高気温が12度もあると日中の日向は暖かい感じがします。

さて、漢方では診療する分野は幅広く、それこそ不妊、アトピーから自律神経失調症まで当院にはいろいろな方がお見えになります。最近診た方でパニック症候群の方がおられました。その方は予防的に毎日安定剤を大量にしかも長期に渡って摂取し続けておられて、これがなんとか減量出来ないか? と言ってお見えになりました。

パニック障害は漢方的には「気滞」と考えていますので、いわゆる気剤と言うカテゴリーの処方を中心に選択していきます。この種の処方は多岐にわたりますが、処方選択の決め手はやはり「腹診」(おなかの診察)と「問診」でしょう。これでどの部位でどの程度の「気滞」が生じているかの目安がつくからです。そこでの見立てに問題がなければ症状は意外に早く改善してくると思います。もちろん完全に良くなるまでは時間は必要なのですが、「なにか良いな!」と自覚出来るのはそれほど時間がかからないと思います。

Takao Hosono, Tokyo

東京診療所 細野孝郎 院長
筆者 細野孝郎 院長
医療法人 聖光園 細野診療所 東京診療所 責任者

昭和63年北里大学医学部卒 日本東洋医学会認定医・日本臨床抗老化医学会名誉認定医

川崎市立井田病院、藤枝市立志太病院、北里大学病院などを経て現在に至る。
北里大学病院では、膠原病・リウマチ・アレルギー外来を経て、漢方外来設立に尽力、担当。
1992年より当院でも診療を開始。
得意分野:内科系疾患全般、月経困難症や不妊などの婦人科疾患、皮膚疾患。また、体質改善や健康維持など、加齢にともなうエイジングケアの漢方にも力を入れている。
趣味:猫、ランニング、フルマラソン(東京マラソン4回、2013年シカゴ)、自転車など。

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