聖光園の漢方薬は残念ながら保険適用外です。それにはこれだけの理由があります。

一般的に保険適応の漢方薬とは病院でも取り扱っている「ツムラ」さんや「カネボウ」さんなどの漢方薬となります。しかし、細野診療所では私達が調合したオリジナルの漢方薬を使っています。生薬の品質には徹底的にこだわり、もちろんその産地にもこだわっています。

同じ日本産の生薬でも温かい地域で採取された物と寒い地域で採取されたものでは、その作用は微妙に異なってきます。しかし一方、産地や品質により値段も大きく異なるため、品質や効果にこだわった漢方薬を作ろうとするとそれなりのコストが必要となってしまいます。

幸いなことに当院には全国各地にに5つの診療所があり、比較的多くの患者さん達がおみえになるお陰で、生薬も大量に購入することが出来るため、みなさま方にお渡しする漢方薬の値段も品質と比べて、とてもリーズナブルなものとなっております。

 

保険適応の漢方薬の種類は約150種類以下です。当院では400種類近くの漢方処方を常時揃えています。さらに、単体成分と言って、必要に応じて漢方処方に加える漢方成分が約60種類あります。

例えば咽が痛い時に、「小柴胡湯」を基本処方にして、そこに単体成分である「石膏」「金銀花」「桔梗」などなどを加えて、その人のオリジナル処方が出来上がります。

基本処方にも複数の組み合わせが存在します。

例えば「小柴胡湯」と「五苓散」を組み合わせてみようとか、また配合量までも考えますのでそうやって行けば、無限数の処方が存在します。逆に「小柴胡湯」は良いのだけれでも、中に含まれている何かの成分が合わない、となればその成分をマイナスした処方を作ることも可能なのです。

このように無限の処方は煎じクスリだけの特権と思われてきましたが、当院では携帯に便利なエキス製剤でそれを可能としているのです。

4種類の漢方薬や単体成分を混ぜ合わせたもの。患者さま一人一人の体に合わせて配合比も細かく調整します。
 

 

†当院で使用しているクスリのサジです。「こんなにあるの?」と驚 ろかれるかも知れませんが、これが細かいサジ加減の秘訣なのです。
東京診療所のクスリ棚です。今ご覧になっているのは、約半分程度です。常に全種類在庫していますので、お見えになればその場ですぐにお体に合った漢方薬をお渡しできるのです。