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8月17日(金)

2018年8月17日 (金)

夏バテの話(1)

暑すぎる日が続いていますが、夏バテは皆さん大丈夫でしょうか?夏バテとは病名ではなく、熱によって影響を受けた体の状態をさすしますが、具体的にどのような状態、症状かを考えてみます。基本的には過度の熱が体に蓄積されたために起こる諸症状、およびそれらの症状より二次的に発症するものと考えられます。一言で言えば暑さによる体調不良で、昔は暑気あたりと表現していました。

1)体に熱が過剰に籠もることにより起こる頭痛、のぼせ、めまい、脱力感などが出現する。

2)熱が抜けきらずに睡眠の質が低下し、疲労回復ができない。

3)発汗過多により脱水状態となり、水分を過多に摂取してしまい結果として胃液が薄まり消化機能が落ちて食欲がなくなる。

4)水分過剰による下痢。

などが考えられます。今ではエアコンによって冷えすぎて夏バテ症状が出て来るとも言われています。さて、これらの症状が出て来たら、まずは適度に冷やさないといけません。これ以上熱が入らないようにする必要があります。

そして水分補給なのですが、これが過剰になると逆効果、消化不良を引き起こします。もともとが熱により胃腸の動きが悪くなり消化機能が落ちている所に、さらに胃液が薄くなると食欲は激減します。食事(消化・吸収)とは外部からのエネルギー(気)を取り入れることですから、これらが機能しなければエネルギー不足に陥り、気力不足や脱力感へと繋がって行きます。夏バテを防止するには、涼しい場所にいる、適度に水分を摂取するなどは当然なのですが、漢方の考えとしては胃腸の状態を良い状態に保つことが重要なのです。

また熱を籠もらせないためには季節の物を取ることも効果的です。夏野菜や夏の果物、または南国産の物は体を冷やしてくれる作用があります。

写真は診療所近くの和風イタリアンで作ってもらった夏野菜と穴子のフリットです。季節の食材はちゃんと体に合うようになっています。また体もそれを必要としているので美味しく感じるのです。

Takao Hosono, Tokyo

この記事を書いた医師
東京診療所 細野 孝郎

細野 孝郎(ほその たかお) 院長

医療法人 聖光園 細野診療所 東京診療所 責任者】

03-5251-3637初診予約

昭和63年北里大学医学部卒 日本東洋医学会認定医・日本臨床抗老化医学会名誉認定医

川崎市立井田病院、藤枝市立志太病院、北里大学病院などを経て現在に至る。
北里大学病院では、膠原病・リウマチ・アレルギー外来を経て、漢方外来設立に尽力、担当。
1992年より当院でも診療を開始。
得意分野:内科系疾患全般、月経困難症や不妊などの婦人科疾患、皮膚疾患。また、体質改善や健康維持など、加齢にともなうエイジングケアの漢方にも力を入れている。
趣味:猫、洗濯、料理、掃除、フルマラソン(サブフォー、シカゴ、ニューヨーク、ベルリン、フランクフルト、香港、東京、大阪、京都、神戸)など。
漢方では、体を整えることで、病気を治したり、また病気になりにくい体作りをします。体のことでお悩みの方はもちろん、現在は健康だと思われている方も、ビタミンを摂るように、自分に合った漢方をみつけて、健康で長く楽しい人生を送りましょう。

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